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活発になされている超心理学の研究

 

科学の発展を妨げる科学者達

  それはそれでいいのだが、問題なのは、科学者達が迷信を葬り去ることによって科学万能主義に陥り、傲慢になってしまったということである。つまり科学者達は、現代科学で説明不能な現象に出くわすと、それが念写や透視といったものであれ何であれ、すべて迷信、オカルトの類として馬鹿にし、否定してしまうようになったのである。

  『週刊朝日』1658号に著名な物理学者の中谷宇吉郎と芸能人の徳川夢声との対談が載った。そこには次のようなやりとりがある。
夢声「日本じゃ福来友吉という博士が透視や念写を支持した為に、こんな詐術に惑わされるようでは学者の資格がないというので大学を追われたことがありましたね」

中谷「あの時は、藤原咲平先生が現地へ行きましてね、あれは詐術であるということを発見してきたんです。科学と矛盾することはいけないんですが、ことに詐術じゃ困りますからね。詐術であることを見分けるだけの科学的知識は持っていなきゃいけない」。

  藤原咲平とは、東大の物理学者で、福来博士を陥れた奸物である。その藤原も、『千里眼実験録』で「透視、念写現象は、手品として成さるるものと疑うものなり」というのが精一杯で、明確に「詐術である」とは言っていない。

  大体、藤原らが現地(四国丸亀の念写能力者、長尾郁子の家)で行おうとした念写実験は、藤原らの奸計が露見して実際には行われなかったのである。やってもいない実験でどうして詐術が発見できるのか、中谷大センセイとやらが生きておれば一度聞いてみたいものである。

  要するに中谷も夢声も、藤原らの念写実験の実情も知らず、自身で念写の調査研究もせず、念写も透視も迷信の一つぐらいに考えて、はなから馬鹿にして否定しているだけなのである。このような無知で傲慢で無責任な連中の誹謗中傷によって、超心理学の研究が妨げられているのである。

 

引用元
「死後の存在」
著者: 中根繁
発行所: 真流一の会
p112〜p123








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