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活発になされている超心理学の研究

 

盛んな超心理学の研究

以上のような理由で、超心理学は他の学問分野と違って、長い間不当に扱われてきた。現在でもその学問的地位は高くない。それでも近年欧米では、超心理学が急速に見直されつつあり、研究も相当盛んになってきた。

  世界の超心理学者の交流センターとなっているデューク大学では、8000ほどの幽霊の出現例をデータバンク化し、現在も入力し続けている旧ソ連では、テレパシー、透視等の研究に優先的便宜を与え、20以上に及ぶ超心理研究機関に、1967年の時点で年額千三百万ないし2千万ドル以上の巨額研究費を投入している。その他、英国、ブラジル、イタリア、メキシコ、中国、ドイツなどの多くの超心理研究機関が国費でもって、それぞれ研究している。

それに比して日本では、福来追放事件の影響もあって研究はほとんど進んでいない。いわば先進国中、唯一の超心理後進国なのである。具体的にいえば、未だに国公私立の大学を通じて超心理学という名目の講義が一つも行われていないのである。従って日本には、超心理の専門家は全くいない。まさに百年の遅れといっていい。

  しかし日本の現状をことさらに歎く必要はないだろう。なぜならば、この日本には魂の実在や死後の存在を理論的に説く仏教があるからである。おそらくは将来、日本の超心理学は真実の仏教の理論的裏づけを得て世界の超心理学をリードし、仏教にも影響を与える大きな存在となるだろう。

このことは福来も予見して、大著『心霊と神秘世界』において、「吾人の研究した心霊現象を理論的に説明するのに、大乗仏教(真実の仏教)が最善の相談相手である。心霊現象は大乗仏教の教理によりて善く説明せられ、而して大乗仏教の教理は心霊現象の実験により裏書されるものである」と喝破している。
蓋し卓見である。


引用元
「死後の存在」
著者: 中根繁
発行所: 真流一の会
p112〜p123







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